【宿泊記】三島由紀夫も愛した「下田東急ホテル」は夏の延長戦を楽しめるオーシャンリゾート!【温泉大浴場】
こんにちは、われちゃんです。
ついに今年もあと残すところ3ヶ月になってしまいましたね。
年々、早くなるように感じてしまいます・・。
夏っぽいことを特に何にもしないままに、
秋が訪れつつあることに抗うかのように・・・、
9月の3連休は静岡・下田に行ってきました。
なぜなら!お目当てのホテルのプールが2021年は
9月26日(日)まで入れたから!!
ほぼ10月やん。誰がどうみたって、ほぼ秋やん。ほんまに??
それだけ、温暖だってことみたいです。
本州にそんなにあったかいところがあるなんて・・・?
「夏」の延長戦を楽しみに行ってみました◎
\われちゃんの夏、まだこれから/
Where is SHIMODA? 下田市ってどこ?
失礼ながら、下田??はて??という状態だったので調べてみると、
静岡は伊豆半島の南東部、東海道新幹線でも通過する「三島」や「熱海」よりもぐぐっと南に位置しています。
静岡を金魚の形に例えると、ちょうど尻尾のあたりですね。
そして、歴史の授業にも立派に登場する街。
ペリーが\開国シテクダサーイ/したところですね。
(昔そんなCMありましたよね??)
ペリー総督が初めて日本に上陸した土地が静岡県下田市です。ほう。
What's 下田東急ホテル どんなホテル?
で、今回宿泊する下田東急ホテルは、そんな下田市の美しい海を望む高台に位置する、老舗ホテル。
1962年というまだまだ旅館が多い時代に珍しい洋風ホテルとして開業して以来、多くの著名人に愛されてきました。
中でも有名なのが、三島由紀夫。
1964年から、自決した1970年まで、毎年家族で1ヶ月間ほど、この下田東急ホテルを訪れていたのだとか。
「潮騒」も、このホテルに滞在中に執筆したんだって。
2017年にリニューアルをしながら、長年愛されてきたお宿。歴史に胸が高まります。
うんちくが長くなりましたが、早速行ってみましょう!
Access 行き方
下田へは、JR東京駅から「踊り子号」を使用しました。
人気すぎて、復路しか予約できませんでしたが、「サフィール踊り子号」をいう上位互換の車体もあります。
いずれも、東京駅から伊豆急下田駅までの所要時間は約2時間50分。
東京-新大阪間よりもちょい長いくらいですね。
そんなわけで、3時間近く電車に揺られて下田に向かいます。
いずれも、各席にコンセントがあるので充電環境は問題なし◎
ちなみに、「踊り子号」は2020年にリニューアルされた車体とのことですが、車体じたいが古いのか、少し揺れを強く感じました。
関西でいう、京阪電車級。あと、音もちょいうるさいかも??
ノイズキャンセルイヤホンなどある方は、持って行った方が良いです!
「サフィール踊り子号」は揺れもノイズも少なくてひたすら快適でした!
Wi-Fiも、Netflixで映画をみても、ほぼ止まらなかったのでありがたかったです。
Report お宿レポート
Check in 到着
下田駅からはレンタカーで約10分ほど。
おこもりステイなら、レンタカーは不要かと思いますので、ホテルが出している無料送迎バスを使うのがベターかと。
到着したら、検温・消毒して館内へ。
チェックインして、お部屋に向かいます。
Room お部屋
今回は、直前の予約ということもあり、一番リーズナブルな「マウンテンビュー スタンダードダブルルーム」を使用。
16平方メートルのコンパクトなお部屋です。
早速お部屋を見ていきましょう。
Bed ベッド
ダブルのベッド。クッションのブルーの差し色が爽やかで可愛らしいです。
Desk デスク
ベッドのすぐ横には、作業のしやすいデスクが。
ただ、お茶セットや電話やなんや、で少しばかり狭く感じたかなぁ。
お茶セットは避けて、PC作業をしていました。
ちなみに、デスク上の左端にある四角い箱、なんやろう?と思って見てみたら・・
見たことないぞ、なんだこれ??
蓋を開けると、コンセントの穴でした〜〜
ちなみに、スマホスタンドとして使えるようになってました。
電源があるのはありがたいけど、デスクに固定されていたのはちょい邪魔でした。
そうだよねえ、枕元に電源をたくさん確保せねば!ってなったのって結構最近の風潮ですもんね・・。老舗ホテルとか旅館って、予めの設計に想定されてないから苦労しそう。
Bathroom バスルーム
続いては、バスルーム!
館内に大浴場がありますが、お部屋にバスタブもあります◎
淡いブルーのタイルが可愛らしい。
アメニティは、ベーシックに、
- 歯磨きセット
- カミソリ
- ヘアブラシ
- ボディタオル
- 綿棒
- シャワーキャップ
シャンプー類は、Thalgo Japonのものでした。
こんなピンクのもの、初めて見たので調べたら、ホテルアメニティ用に開発されているものみたい。
(一見、昔おばあちゃんちでみた、「メリット」みたいな色やなぁと思った。
メリット詰め替えてるんじゃなかった、疑ってごめんなさい)
こちら、大浴場で使ってみましたが、特にトラブルなく、気持ちよく使用できました◎
(髪&肌、比較的強いので備え付けのものじゃんじゃん使うタイプ)
Fridge 冷蔵庫
入り口近くには、小型の冷蔵庫も。
大体、お部屋の奥の方にあることが多いからちょっと変わった位置にあるなぁ、とは思いました。
ケトルや緑茶、ほうじ茶、栓抜き、氷入れもありました。
コンプリメンタリーのお水のデザイン見るの、好きなんですよね。
東急ホテルのこちらのボトルデザイン、すっごく可愛いと思う。
Other その他
可愛らしいサイズのテレビが、今時ちょっと珍しくなっちゃった、ビデオデッキ用テレビ台の上に鎮座。
大画面でお部屋でゴロゴロ映画を見る、というステイには向かないかなぁ。
上のランクのお部屋になると、もうちょい大きなテレビになるようです〜。
View 景色
お部屋からの景色は、「マウンテンビュー」ということですが、「駐車場ビュー」かなあ。
ただ、到着時のお天気があんまりよくなかったのでアレですが、高台にあるので、特に人目が気になったりしないのはいいなと思いました。
「夏気分を満喫」とか言ってる割に、あかんやん!と言われるかもなので、
ホテルロビー階のカフェから撮った、天気の良い日のオーシャンビューを付けときますね。
オーシャンビュー側のお部屋に課金したら、ほら、問題ないよ!!
実際の「ええ部屋」からのビューは公式からチェックしてみてくださいね↓
Spa 大浴場
大事な大浴場ですよ、温泉ですよ!!
ホテルにある大浴場っていいですよね〜〜
しかも、下田東急ホテルにあるのは温泉露天風呂!
テンションが上がります。
大浦湾を望む露天風呂は女湯はは岩風呂、男湯はヒノキ風呂。
また、男性はサウナもあるとのことです!
お写真は、公式HPからお借りしました。
いや〜、温泉、嬉しい〜〜〜
営業時間は、14:00~1:00 / 5:00~11:00とのことですが、
コロナ情勢により変更されているようなのでご注意。
(実際、私が行った時は15時からの営業になっていました)
日によるかとは思いますが、15時のOPENの時間帯は結構混んでいました。
バスタオルはお部屋から持っていかねばですが、脱衣所にフェイスタオルがあるのはありがたい!
部屋に、お風呂バッグやかごが用意されていないので、
自分でなんらかの袋を持っていった方が良いです◎
すごく気持ち良くて、2泊の滞在中、何度か入りにいきました。
Pool プール
そして!「夏の延長戦」を楽しむための旅の大本命!!
プーーーール!!
ホテルガーデンから、芝生の道を歩いて向かいます。
少し歩くと、登場したのは立派なガーデンプール!
植生の椰子の木が映えています!!
この後は、純粋にプールを楽しみすぎて写真を撮り損ねてしまったのですが、ちびっこプールと、大人用のプールがございます。宿泊者専用なのが嬉しい。
コロナ対策ということで、プールサイドでのドリンク等の販売がなかったのは残念ですが、9月下旬だというのに、さほど寒さを感じることなく楽しめました。
Way to Beach ビーチへ
プールはもちろん、
下田東急ホテルが素晴らしいのは、
美しい入江・鍋田浜のビーチまで好アクセスなこと。
プールへ続く小径をさらにくだり…、
階段をどんどん下っていくと・・・、
真っ青な海が見えてきました!!
こちらが、鍋田浜ビーチ。
泳いだり、サップを楽しんでいる方の姿もありました。
三島由紀夫も、このビーチでオシャレな水着姿を披露していたらしい。
肉体美を見せつけるかのように、ハイレグ水着や、真っ白なふんどし姿で登場、東京からきた有名作家の超絶オシャレセンスに下田の人々は衝撃を受けたらしい。
ビーチからプールサイドを抜けてホテルに帰る際には、足洗い場も◎
さらに、ありがたいのは、チェックイン前・チェックアウト後もプールを使えること!
プールから出たら、そのまま、温泉に入りに行けるのもよかったです◎
なので、最終日は、
チェックアウト後にプールで泳ぎ、鍋田浜ビーチを覗きに行ったあと、
15時の大浴場の開場を待って入浴、さっぱりしてから帰路につきました。
旅館にありがちな、午前中にチェックアウトして、はい、さよなら!じゃなくて
最終日までたっぷり楽しむことができるので、
お子さんがいる方とか、すごくありがたいサービスなんじゃないかなと思います。
Comment コメント
ホテル滞在のほか、この下田旅行中には、
国内屈指のシュノーケルポイント・ヒリゾ浜にも行きました。
車で30分もかけていく意味あるかな・・?と疑っていたのですが、
驚くほどたくさんのカラフルなお魚を見られました!オススメです〜〜
下田に到着当時はあんまりお天気も良くなかったし、
(本当に、私の夏にけじめを付けられるのかしら・・?)と思っていましたが、
プールに、海に、温泉に・・!
大満足の夏納めでした。
下田東急ホテルは2021年はもう、プール営業は終了してしまいましたが、居心地の良い老舗リゾートホテルでした。
ちょっと足を伸ばして、美しい海を望みながらのリモートワークも素敵なんじゃないかなと思います。
もちろん、来シーズンに行くのもおすすめです!
海を楽しめるのは沖縄や離島だけじゃない!
全力で夏を満喫しに行ってみてはいかがでしょうか??
長くなってしまったので、朝ごはんやアフタヌーンティーなどの食事事情については別記事でまとめます!
Finally 最後に…
ちなみに・・、
皆さんは何をもって、秋がきたなぁ、って感じますか??
肌寒さ?
夜の虫の声?
枯れ行く木々?
カフェの「お芋」メニュー推し??
下田から帰ってもなお、夏の終わりを受け入れたくなくて、頑なに全部スルーしていたのですが、
つい先日ついに、
あぁ・・・これはもう、秋やわ・・・
と降参してしまいました。
それは、街角にぷんと匂いたつ、銀杏の実・・・・。
\\圧倒的に、秋//
イチョウの紅葉は綺麗なんですけどね、
特に大阪方面の方、街中にイチョウの木が多いので、
この「秋の感じ方」共感してくださるんじゃないかなぁと思っています。
それでは、みなさま、素敵な秋を!